本嫌いが書く文の世界

本を読むことは苦手だが、文を書くことが得意な人が綴るブログ

自転車に初心者マークを貼りたい。

北海道から京都で生活をするようになって2ヶ月。自転車を手に入れた。

京都は自転車で色んな所へ行けてしまう。

この街で自転車を手に入れたということは、どこでもドアを手に入れたぐらいの便利さになるに違いない。これで色んな所に足を伸ばせるぞ!!と思ったのも束の間。

 

私は自転車の運転が下手くそなのである。

 

まず身長が150センチのおチビちゃんだ。

自転車に座るとなんとか足を爪先まで最大限に伸ばしプルプルさせて、足がつりそうになりながら、やっと爪先が地面に足がつくのである。

そんな私は自転車が止まる時、また、こぎ出す瞬間のフラフラ感は無様でしょうがない。産まれたての子鹿のようだ。

こんなんで自転車を乗っていいのか不安になったので、ネットで買った自転車の高さを調べると、ちょっと足先がつくぐらいがちょうどいいとか書いてある。145センチの人から乗れるらしい。

 

これは大人の意地で乗るしかない。

 

何を隠そう大人の私だが、北海道では坂の多い町に住み長年自転車になんぞ乗ってこなかったのだ。

そう。10年ぶりにまともに自転車に乗る。ブランクはでかい。乗り始めはぎこちないが、乗ってしまえばいこっちのもの。バランス感覚は良い方だと思っている。なぜなら小学生の時は一輪車に乗っていたからだ。

しかし

バランス感覚は良いが、次の問題が生じる。

 

自転車の幅感覚がわからない。

人を避けると電柱にぶつかりそうになる。京都は車道が狭い。その道幅を颯爽と自転車でなんて走れないのだ。

そんな私を置いて、後ろから颯爽に女子高生が追い抜かしてくる。

子供を前後を乗せたハイパーお母ちゃんにも追い抜かされる。

私をなんだこの遅い自転車はという怪訝そうな目で見ている。

 

すごいなー。すごいよー。そんなスピードで人と車を避けて走るなんて。

しかも雨の中で傘を差しながら走るツワモノまでいる。

この街の自転車の運転技術はすごい。

 

よく考えてみたら、私は車の運転も苦手だ。というのも駐車場に停める幅感覚がわからないのである。

横に車のいない安全な場所しか駐車ができない。

考えたら、自分の体の幅感覚もわかっていない時がある。

いけると思って進んだら肩に扉がバーン!と当たって痛い思いをすることもある。

そうか。私は根本的に幅感覚を取るのが苦手が人間なんだ。

 

よって、危険だなと思った時は降りて自転車を押している。

 

そんな話を北海道からの同級生で現在大阪に住んでいる友達に相談したら、彼女も自転車が苦手だと言っていた。

子どもを乗せて自転車の運転なんか怖くてできないよなぁ。。。

学生時代から自転車で通学していたら、運転も上手になるんだろうな。まだまだ修行が足りないりであります。

 

もしかしたら、普通の自転車より、一輪車の方が小回りもできるから、良いのかもしれないが、一輪車でフラフラした日には、町中の噂になる違いない。

一輪車オバケとか言われて、youtubeにあげられるかもしれない。

 

私に自転車用の初心者マークをだれか作ってくれはしないだろうか。

 

今週のお題「わたしと乗り物」

 

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