本嫌いが書く文の世界

本を読むことは苦手だが、文を書くことが得意な人が綴るブログ

赤い羽根募金の赤い羽根は必要なのか?

町会の決まり事なのか知らないが、必然的に赤い羽根募金を集めている所が多くないか?

かくいう自分のところも町会が集めに来たわけで。

なんとなくその決まりに参加しなければ白い目で見られる気がして

500円(勝手に金額まで決められている)を払ったのだが。

そこでコレを頂いた

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コレ要らないんですけど。

申し訳ないんだけど付けないよこんなの。ゴミ箱いきなのよ。

 

私が子供の頃。たしか幼稚園に行く前だった気がします。

「募金」という言葉がなんかいい事しているような気がしてお母さんに100円をもらい。

募金箱にいれたら、オバちゃんがこの赤い羽根を私の服に付けようとしてきたのです。

当時の羽は針で服などに刺すタイプで、先端恐怖症の私としては「針を刺される=拷問」と同じ感覚で「やだー」と大泣き。

募金といういい事をしたのに何故こんな嫌なもんを付けさせようとしてくるのだろうと思ったもんです。

でも、嫌だと泣いてるのにそのオバちゃんは、自分は間違ってないとばかりに赤い羽をつけてきたんですよ。

その時思いましたね。大人の正義感の押し付けこそ悪やと。

 

さてさて。大人になって思うのは

この羽のお金は一体どこから出ているのだろうと。

それもまさか募金から払ってる??

そして、この羽を作っている企業か何かしらにお金が流れて・・・

そのお金の使い方!!気に入りませーん!!!!

そんなお金の使い方は不信感しかない。

正直、当たり前のように募金とか言ってやってますけど、当たり前じゃないですからね。

 

「募金」してる人=偉い

みたいな風潮がありますよね?

この赤い羽根を付けることで=私は募金してます。立派な人間です。いい人です。

ってアピールなりますか??むしろアピールしたいんですか??

何、正義感押し付けてるんだよって思うのは私がひねくれているからでしょうか。

 

今はこの赤い羽根をつけて歩いている人を見ることはまぁーなくなりましたが

(それなのに配り続ける意味が分かりません)

昔は大人たちの服の襟なんかに付けていて、私はどこか気持ち悪さを感じていました。

 

募金して羽をもらうことがステータスみたいな時代の流れがあって

それが、今も続いている気がしてならないのは私だけでしょうか。