タイトルだけで読書感想文を書く
夏休みに読書感想文を書けという学校はどのぐらいあるのだろうか。
本が好きな人にとっては嬉しいお題かもしれませんが、苦手な人は本を選ぶ所からめんどくさい。
そもそも作文を書くということが苦手な人だっている。
私は本を読むのは苦手だけど、作文を書かせたら何枚でも書ける子供でした。
本を読まずして、どこまで感想を書けるのか、やってみようと思います。
タイトルだけで読書感想文を書く
「泣きたくなるような青空」
こののタイトルだけで私は書けるなと思いました。
「泣きたくなるような青空」
私は空が好きです。見上げた空がきれいだった時。カメラで写真をとってしまうほどです。
私のスマホの写真ファイルには空の写真が沢山。たまに見ては癒されています。
ある日の学校の帰り道。あー今日はテストの点数が悪かったなー、なんて落ち込みながら下を向いて歩いていると、太陽が私を照らしていました。なんだか眩しいなとその光の方に視線をずらすと。
そこには真っ赤な夕日が美しい赤色の世界を作っていました。その赤はテストの赤点の赤ではなく、美しい赤でした。同じ赤でも、空の赤は美しく人の心を揺さぶる色でした。力強いその夕日の赤は、テストの点なんか気にするなよ。前を向いて歩いて行けよと私にはげましの言葉をくれているようでした。
泣きたくなるような青空ではないけれど、泣きたくなるような夕日の空でした。
空といえば。私が初めて飛行機に乗った時、空の上にいるが嬉しくて、楽しくて。窓から見える雲がまるでわたあめのようで食べたくなりました。
お祭りで売っているわたあめは雲をイメージして作ったのかと思うほどでした。
それは「食べたくなるような青空」でした。
雪がしんしんと降る日。ふわふわの雪に寝そべりながら、上から降ってくる雪をただただ眺めるのも私は好きです。寒いのは嫌いですが、雪を見ると幻想的な気分になります。ホワイトクリスマスという言葉があるように、クリスマスに雪が降ってくれたらロマンチックな気分にしてくれます。寒くても、キレイな雪を見ると心が晴れるのは不思議です。
これは「温めてくれるような雪空」だと思います。
雨の日は青空ではないけれど、傘に当たる雨の音がリズムを刻んで楽しくしてくれて好きです。
たまに雨の日なのにその音にスキップしたくなります。
また、水たまりには自分が映し出されて、自分を見つめることができたり、新しい発見があります。
タイトルにするなら「地面にうつる自分と空」でしょうか。
また雨上がりに晴れた時にできる虹に出会えた時は、ラッキーとハッピーで幸せな気分になります。何かいいことありそうだなとウキウキします。
「幸せになりそうな雨空」も素敵だと思います。
とても疲れた時、下を向いて歩きがちですが、上を見て、その空が綺麗だと元気をもらえる気がします。それがまさに「泣きたくなるような青空」だと思います。
失恋した帰り道の青空。
デートした日の青空。
旅行の青空。
大切な人をなくした時の青空。
そこにもいつも空があって、どうしようもない気持ちをただただなぐさめてくれるパワーや、一緒に楽しさや喜びを分かち合ってくれるのも空のパワーな気がします。
空はいつも私を見守ってくれている気がします。
死んだ人が星になるという表現があるように、人の心のどこかに空が心の支えになることもあるんだと思います。
流れ星にお願いする時も空だし。人は空になにかしらの力があると信じているんだと思います。
幸せも悲しみも全て空が受け止めてくれるのだとしたら、空がある限り私は強く生きていけそうです。
この本を知って、色んな人の人生に空というのは多く関わり、人の暮らしを豊かにしてくれているものだと気がつきました。
今日も私は空を見ます。どんな空が広がっているか楽しみにしながら。
はい。まったく読んでいませんが。タイトルだけでここまで膨らませて書けます。
ポイントは「空の話でどこまで書けるか」です。
自分に照らし合わせながら書くというのがたくさん書けるポイントです。
あとは少しづつ話を盛る。一個一個の話題で字数を稼ぐ。
「雨の日なのにその音にスキップしたくなります」
こういう遊びを入れていくと、もっともっとこの文はさらに字数を増やすことができます。
基本的に読書感想文は大体、与えられた枚数の用紙を使い切るというのがポイントじゃないでしょうか。
正直ちゃんと読んでも、「ただ面白かった」じゃ全く字数や枚数に辿りつかないのです。
どう面白かったのか、自分なりの表現で書くという所が読書感想文の醍醐味なのです。
それなら、自分の経験を踏まえて、書けそうなタイトルや、膨らみそうなタイトルを選び、それで書けば良いと思うのです。
読んで面白くて、満足してるだけじゃ読書感想文は終わらないのです。
ちなみに空からさらに「宇宙」まで幅を広げて書けば、さらに字数を稼げます。まだまだ書けます。
泣きたくなるような青空 (翼の王国books) [ 吉田修一 ]
このタイトル、凄く使い勝手が良いと思うんですけど、どんな経験もそこに空を絡めて書けば良いんですよね。
例えば、部活の試合で負けた時の悔しい一日を書いて、そのあとに見た青空が泣きたくなるような青空だったとか。
どんな日にも空はあるので。夏休みの思い出と空を絡めて、自分なりの空を表現するとか。
「泣きたくなる青空」は嬉しくて無く空だったり、悲しく無く空だったり、なんでもいいんですよ。
思い出に空を絡めることができれば、比較的すらすらと作文を書けるんじゃないでしょうか。
こんな感じで文に関するブログを書いていこうと思います♪
最後まで読んで頂きありがとうございました。